ポスト危険学プロジェクト 2018年度末報告会
「ポスト危険学プロジェクト2018年度末報告会」を開催
- 開催日時:2019年3月24日(日) 13:00~18:00
- 開催場所:六本木ヒルズ森タワー49階
アカデミーヒルズ49 スカイスタジオ
- 聴講者:75名
写真-1 畑村代表挨拶
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写真-2 年度末報告会聴講風景
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- 報告会: 2017年4月に,「成果の社会への発信と共有および実践」を目的にスタートした『ポスト危険学プロジェクト』の各ワーキンググループが,2年目の活動内容とそこで得られた知見を取りまとめ報告しました.
昨年度から,活動テーマ数の減少により活動報告数が少なくなったこと(図-1),情報発信を出版やWeb配信を主とする方法に変更していく等の理由により,参加者はスポンサーと危険学プロジェクトメンバーのみとしています.
図-1 ポスト危険学Pで取り上げる具体的テーマ
- 報告内容:
2018年度末報告会で行った各グループの活動総括,あるいは活動報告主旨は,以下のとおりです.
【各グループの活動総括・活動報告主旨】
- G(4) 社会とシステム:生産者と消費者の共創で危険を避ける.
- G(8) 子どものための危険学:小学校7校で「危険の体感と発見の授業」実施(うち,
1校では,先生中心で実施する方向へ試行).ろう学校6年生向け,私立幼稚園の
先生向け,保育士向け講演実施.HPダウンロードについて分析.
- G(10) 災害:2018年は,実に災害の多い年であった.「防災」とは「忘却」との闘いでもある.自助・共助の現状と問題点を踏まえ,その再構築が必要である.
- G(12) 原子力:リスクを正しく恐れてエネルギー源を自ら選択.
- G(14) 高齢者:高齢者は元気になったが,日常生活そのものに危険が潜むことを意識しなければならない.