福島県飯館村比曽地区の国の除染作業状況を視察
2015年5月26日に、福島県飯舘村比曽地区における国の除染作業状況を視察しました。
飯舘村比曽地区は、除染作業で発生する放射能汚染物質の仮置き場に予定していた国有林の地質が悪くて十分な保管面積を確保できないため、
やむなく水田の一等地を「仮仮置き場」にせざるを得ませんでした。
同地区は、除染開始が遅れ、2014年の暮れからようやく始まりました。
視察当日は、クレーン車を使って、フレコンバッグの積みあげ作業を行っていました。
フレコンバッグは5段積みにされるため、水田の一等地に、数kmにもわたって、
高さ5mもの放射性物質を含んだ「黒い堤防」がこつ然と現れることになります。
比曽地区の放射能汚染物質「仮仮置き場」の看板
「仮仮置き場」に積まれた汚染物資の入った黒いフレコンバッグ