卓上型電子顕微鏡を使った理科授業を共催
被災した児童たちに“夢と元気を与える”ことを願って、危険学プロジェクトと株式会社日立ハイテクノロジーズが共同で、
福島県川俣町の6つの小学校と隣町の川俣町に建てられた合同仮設校舎で学ぶ飯舘村の3小学校の児童を対象に、
2014年から、同社製の卓上型電子顕微鏡を使った理科授業を順次開催しています(注)。
2014年に川俣町の1校目と飯舘小学校の3校合同での理科授業を2日にわたってそれぞれ行い、2015年5月27日には、川俣町の2校目となる川俣小学校で理科授業を行いました。この授業には畑村代表も参加し、子どもたちと一緒に顕微鏡を通して見る「ミクロの世界」を楽しみました。
(注)福島原発事故の後、畑村代表が古川道郎川俣町長と政府事故調査委員会で業務を共にしたこと、
飯舘村で地元住民と危険学プロジェクトが共同で除染実験を行っていることなどがきっかけで、
川俣町及び飯舘村の小学児童を対象とした理科授業を、危険学プロジェクト活動の一環として実施しています。
川俣小学校での理科授業を参観する畑村代表
日立ハイテクノロジーズ社寺田大平氏による
卓上型電子顕微鏡を使った理科授業風景
写真引用:株式会社日立ハイテクノロジーズ CSR報告書