浜松市 津波防災施設の見学
2015年7月9日に浜松市の津波防災施設を見学しました。
南海トラフ巨大地震・津波に備えた1000人収容の津波避難マウンドや篤志家からの300億円の寄付金をもとに、
静岡県が浜松市の協力を得て建設中の防潮堤を見学しました。
高さが13m、長さが17.5kmの防潮堤が完成すると、南海トラフ巨大地震による大津波が襲来しても、
宅地の浸水面積を7割、宅地の浸水深2m以上の範囲を97%低減することができ、大きな減災効果が得られます。
寄付金、公有地の活用、CSG基盤(セメント、砂、砂利を自然落下混合する先進的工法による)の採用等により、
3年間という通常では考えられないような短納期で工事が進められています。
他もモデルとすべきこの新しい試みについて、浜松市の危機管理課の人たちと長時間にわたる意見交換を行いました。
詳しくは下記URLの「浜松防潮堤・命山(避難マウンド)見学印象記」をご覧ください。
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津波避難マウンド(別名 命山;約1000人収容)
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浜松市危機管理課の方々の案内による工事現場見学
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CSG基盤の固さを調べている畑村代表