新刊書のご案内


朝日新聞出版社
2024年1月30日
840円  (本体)


一般財団法人日本科学技術連盟
2023年10月1日
570円  (税別)
2017/10/11 失敗学会講座in東京【2017年下期】 畑村洋太郎講義
講座:失敗学会講座in東京【2017年下期】
日程:2017年10月11日(水)~2018年3月7日(水) 19:00~20:30 
     全6回 各回とも水曜日(月1回)
     6回の内,第1回(10/11)を小生が担当し,
     他の5回は他の講師が講義されます.
場所:東京大学工学部2号館 31A/73C2室
全6回資料代:一般 50,000円(税込),
       失敗学会会員 40,000円(税込)

講座HP:
http://www.shippai.org/shippai/html/index.php?name=news971
申込方法:氏名、所属、役職を記入し『失敗学会講座受講希望』,
     失敗学会会員は会員番号も書き添え、
     事務局のアドレス(seminar@shippai.org)へ申込み.

*ただし,申込み人数が少ないと開講しない可能性もあります.

参考:失敗学会講座in東京2017年上期HP
http://www.shippai.org/shippai/html/index.php?name=news946

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畑村講義タイトル:「失敗学から危険学へ」
畑村講義日時:2017年10月11日(水)19:00~20:30
畑村講義概要:
 最近続発している大事故はマニュアル通りに漫然と技術の運営を続け,失敗にどう向き合うかということを真剣に考えてこなかったことに起因していると考え,「失敗学」を提唱してきた。
 さらに,この「失敗学」を発展させ,どこにどのような危険があり,それを回避するにはどうすればよいかを統一的に考えるのが「危険学」である。 「危険学」では“絶対安全”はあり得ず,どんなに考えても気づかない領域が残る,言い換えれば,どんなに考えても事故は起こると考える。
 それ故,“防災”だけでなく“減災”を考えることが重要である。 失敗や危険の発現を防ぐには,主体的に行動する個々人が独立して考える“自分で考える文化”の構築が欠かせない。