1992年に前著「続・実際の設計 ~機械設計に必要な知識とデータ~」を出版してから25年経ち,情報システムとメカトロニクスの発展によって大きく変化した機械設計に対応するために改訂新版を出版した. 本書では機械を設計する際に必要となる知識,構造・寸法・材料・強度,機械要素,加工法,図面等についてわかりやすく解説している. さらに,様々な知識を実際の設計に生かすために,設計者が持つべき“モデル”(設計対象の構成要素・構造・内部で起こる現象・全体の挙動などを最も単純な形で表わしたもの)を提示する. 2014年に出版した「実際の設計 改訂新版 −機械設計の考え方と方法−」と併せて使用することで,初心者でも自分の作りたい機械の設計ができ,実物が作れるようになることを目指している.
【目次】 第1章 設計に必要な知識とモデル 第2章 形状と寸法 第3章 強さ 第4章 材料 第5章 製作法 第6章 機械要素 第7章 電気要素 第8章 エレクトロニクス 第9章 システムとソフトウェア 第10章 メカトロニクスの実践 第11章 安全 第12章 ITの活用と設計の将来
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