畑村洋太郎編著 実際の設計研究会著 A5判500頁

本書は通常の企画の指南書などのように単に企画の手法を解説したり教えたりするのではなく、設計を始めとする企画を行うときに、頭の中でどんなことを考え、全体をどのように決めていくか、どうすれば全体構造を正しく作ることができるかを取り扱ったものである。

人間の創造活動の中でも非常に重要な「企画」という創造活動を行うときの頭脳活動を分析し，その意味を明らかにした上で，どうしたら全体構造を正しく作り，表出することができるか，さらにそれをどう実行するか，を述べたものである．
また，企画の実例として，実際に企業で行われた企画を取上げて解説している．